【本プロジェクトにおける著作】
【学会大会シンポジウム】
田島充士・山本登志哉・呉宣児・高木光太郎・榊原知美(2024).痛みを分かち合う異文化コミュニケーション 相手の言動を「受け入れられない」という葛藤からはじまる異文化接触. 日本発達心理学会第35回大会発表論文集, 64-65.
【ポスター発表】
榊原知美・片成男・渡辺忠温(2024). 日中韓の大学授業を結ぶ対話的異文化交流授業の開発:共在的実践を生み出すコミュニケーション構造の解明に向けて. 日本発達心理学会第35回大会発表論文集, 529.
呉宣児・崔順子・シムヒョンボ・高橋登・朴聖希(2024).日韓大学生のエピソードを通した異文化体験と交流前後の認識の変化. 日本発達心理学会第35回大会発表論文集, 531.
横山草介・周念麗・山本登志哉(2024). 日中韓の大学授業を結ぶ対話的異文化交流授業の開発:多文化共生社会における就学前教育の共在的実践の探究. 日本発達心理学会第35回大会発表論文集, 530.
榊原知美・片成男・渡辺忠温(2024).日中大学生によるオンラインコミュニケーションツールを活用した対話の試み―大学授業を結ぶ対話的異文化交流授業の開発―. 日本教育心理学会第66回総会発表論文集, 530.
横山草介・山本登志哉・周念麗(2024).共生社会に向けた就学前教育における多文化共在実践の探求. 日本質的心理学会第21回大会抄録集, 101.
【これまでの著作】
呉宣児 (2016). 文化差が立ち現れる時・それを乗り越える時 高橋登・山本登志哉(編) 子どもとお金:おこづかいの文化発達心理学(pp.213-240) 東京大学出版会
呉宣児・岡井宏文 (2021). フィリピン系ニューカマー女性と宗教との関わり―ライフストーリーの分析から. 共愛学園前橋国際大学論集,21, 13-35.
伊藤哲司・呉宣児・沖潮満里子(編著)(2018). アジアの質的心理学―日韓中台越クローストーク ナカニシヤ出版
呉宣児・竹尾和子・片成男・高橋登・山本登志哉・サトウタツヤ (2012). 日韓中越における子ども達のお金・お小遣い・金銭感覚:豊かさと人間関係の構造. 発達心理学研究, 23(4), 415-427.
Goodnow, J. J., & Lawrence, J. A. (2015). Chapter 19 Children and cultural context.(呉宣児・渡辺忠温(訳)(2022). 19章 子どもと文化的文脈) In M. H. Bornstein, T. Leventhal, & R. M. Lerner (Eds.), Handbook of child psychology and developmental science: Ecological settings and processes (pp. 746–786). John Wiley & Sons, Inc(二宮克美 他(監訳). 児童心理学・発達科学ハンドブック(全4巻)第4巻 生態学的情況と過程 (pp. 1100–1167) 福村出版)
朴聖希 (2018). 日韓の大学生の友人関係―日韓の対の構造における語りから見る文化の立ち現れ― (修士論文)
朴聖希・高橋登(2023). 日韓の教師志望学生における教職選択の特徴―小学校教師を志望する大学生への質問紙調査に基づく検討―. 大阪教育大学紀要(総合教育科学), 71, 131-147.
Pian, C. (2020). Children Living in Consumer Society, in N. Takahashi. & T. Yamamoto. (ed), Children and Money: cultural developmental psychology of pocket money (pp. 1-24). IAP-Information Age Publishing.
Pian, C. (2020). Ambivalence of Parent-Child Relationships Found in Beliefs Underlying Pocket Money, in N. Takahashi. & T. Yamamoto. (ed), Children and Money: cultural developmental psychology of pocket money (pp. 139-58). IAP-Information Age Publishing.
片成男(2018). 物語と時間と感動―スキーマ・アプローチからみる物語の時間構造― 伊藤哲司・呉宣児・沖潮満里子(編) アジアの質的心理学:日韓中台越クロストーク(pp. 74-84) ナカニシヤ出版
Pian, C. (2017). What happened in dialogical classes of intercultural understanding? : an analysis of exchanging classes between Chinese and Japanese university students. Integrative Psychological and Behavioral Science, 51(3), 391-402.
榊原知美(2020). 子どもの数理解と文化. 心理学ワールド, 88, 23-24.
榊原知美(2019). 文化と発達 藤村宜之 (編著) 発達心理学-周りの世界とかかわりながら人はいかに育つか(第2版)(pp.214-233) ミネルヴァ書房
Sakakibara, T. (2017). Intercultural understanding through Intergroup dialogue between Japanese and Chinese university students. Integrative Psychological and Behavioral Science, 51(3), 359-378.
榊原知美(編著)(2014). 算数・理科を学ぶ子どもの発達心理学―文化・認知・学習 ミネルヴァ書房
榊原知美・片成男・高木光太郎 (2012). 集団間対話を通した異文化理解のプロセス-日本・中国の大学間における交流授業の試み-. 国際教育評論, 9, 1-7.
田島充士 (2022). 「分かったつもり」から異質な他者との声が響き合う「対話」の地平へ.談, 124, 61-84.
Tajima, A. (2021). A sustainable consciousness promoting dialogue with alien others: Bakhtin’s views on laughter and Euripides’ Tragi-comedy. International Review of Theoretical Psychologies, 1(2), 225-242.
田島充士 (2021). 異質な意見を持つ他者とのコミュニケーションに向かうヴィゴツキーの発達論:ヘーゲルの自己意識論を視点として. ヴィゴツキー学, 増刊1, 11-22.
田島充士 (2019). 心理臨床場面で活きるバフチン・ダイアローグ論: オープンダイアローグを考察対象として. 臨床心理学, 19(5), 539-545.
田島充士(編著) (2019). ダイアローグのことばとモノローグのことば ヤクビンスキー論から読み解くバフチンの対話理論 福村出版
Tajima, A. (2017). A Dialogic Vaccine to Bridge Opposing Cultural Viewpoints Based on Bakhtin’s Views on Dialogue and Estrangement. Integrative Psychological and Behavioral Science, 51, 419-431.
高木光太郎 (2015). 正統的周辺参加論:共変移および複数アイデンティティを視野に入れて 田島充士・中村直人・溝上慎一・森下覚 (編著) 学校インターンシップの科学:大学の学びと現場の実践をつなぐ教育(pp.101-123) ナカニシヤ出版
高木光太郎 (2014). 文化的実践としての学習 榊原知美(編著)算数・理科を学ぶ子どもの発達心理学―文化・認知・学習(pp.25-43) ミネルヴァ書房
高木光太郎 (2008). ヴィゴツキー理論の可能性と実践の文化心理学 田島信元(編)朝倉心理学講座11 文化心理学(pp18-36) 朝倉書店
高橋登(2022). 特別支援教育の視点からの外国人の子どもへの支援 齋藤ひろみ(編著) 外国人の子どもへの学習支援 (発達障害支援・特別支援教育ナビ) 金子書房
高橋登(2021).日本語を母語とする子どもの読み書き能力の発達. 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究, 17, 1-25.
Takahashi, N, & Yamamoto, T. (Eds.). (2020). Children and Money: Cultural Developmental Psychology of Pocket Money. Information Age Publishing.
Takahashi, N., Isaka, Y., & Nakamura, T. (2023) Development of literacy skills for Japanese deaf and hard-of-hearing children, Child Development, 94(3), 128-142.
向井康比己・臼井智美・櫛引祐希子・小林和美・高橋登・中山あおい・米澤千昌(2021). 「外国にルーツのある子どもの教育プログラム」の開発と実践. 日本教育大学協会研究年報, 39, 157-168,
ビアルケ千咲・柴山真琴・高橋登・池上摩希子(2019). 継承日本語学習児における二言語の作文力の発達過程 : ドイツの補習校に通う独日国際児の事例から. 日本語教育, 172, 102-117.
渡辺忠温(2019). 文化的に多様化する子どもたちに教師はどのように対応するか? 竹尾和子・井藤元(編)ワークで学ぶ学校カウンセリング(pp.159-175)ナカニシヤ出版
Watanabe, T. (2017). The story-presenting method: A method for constructing multiple viewpoints to understand different cultures. Integrative Psychological and Behavioral Science, 51(3), 403-418.
渡辺忠温・榊原知美(2019). 外国人児童生徒の指導者・支援者から見た子どもおよび保護者の抱える問題とその原因. 国際教育評論, 15, 17-33.
渡辺忠温・片成男・山本登志哉・榊原知美(2015). 大学生の他者理解に関する日中比較研究―所有をめぐる葛藤の文化性を読み解く―. 国際教育評論, 12, 19-34.
山本登志哉 (2023). 異質なもの同士の対話的関係調整を目指す授業実践の効果:異文化・障がい・冤罪を素材として. 駒澤社会学研究, 60, 57-90.
Yamamoto,T. (2020). “The Pocket Money Project” and “the Cultural Psychology of Differences”. in Takahashi, N. & Yamamoto, T. (Eds.), Children and Money: Cultural Developmental Psychology of Pocket Money. (pp. 197-240). IAP.
Yamamoto, T. & Takahashi, N. (2018). Possessions and Money beyond Market Economy. in Rosa, A. & Valsiner, J. (Eds.), The Cambridge Handbook of Sociocultural Psychology. (pp. 333-348) Cambridge University Press.
Yamamoto, T. (2017). Cultural Psychology of Differences and EMS; a New Theoretical Framework for Understanding and Reconstructing Culture. Integrative Psychological and Behavioral Science, 51(3), 345-358.
山本登志哉 (2017). 文化としてのお小遣い、お年玉. 児童心理, 6, 47-52.
山本登志哉 (2015). 文化とは何か,どこにあるのか:対立と共生をめぐる心理学 新曜社
山本登志哉 (2013). 「社会・文化・歴史」と中国の子ども研究:差の文化心理学の視点から. 子ども学, 1, 138-153.
山本登志哉 (2013). 文化の本質的な曖昧さと実体性について:差の文化心理学の視点から文化を規定する. 質的心理学研究, 12(1), 44-63.
Yamamoto, T. (2012). Genesis and Intersubjectivity: Revels of Mediation. Integrative Psychology and Behavioral Science, 46, 424-429.
Yamamoto, T., Takahashi, N., Sato, T., Takeo, K., Oh, S., & Pian, C. (2012). How can we study interactions mediated by money as a cultural tool: From the perspectives of ‘cultural psychology of differences’ as a dialogical method. In J. Valsiner (Ed.),The Oxford handbook of culture and Psychology(pp. 1056-1077). New York: Oxford University Press.
山本登志哉・高木光太郎(編) (2011). ディスコミュニケーションの心理学:ズレを生きる私たち 東京大学出版会
大内雅登・山本登志哉・渡辺忠温 (2023). 自閉症を語りなおす:当事者・支援者・研究者の対話 新曜社
山本登志哉・渡辺忠温・大内雅登 (2023). 説明・解釈から調整・共生へ―対話的相互理解実践にむけた自閉症をめぐる現象学・当事者視点の理論的検討. 質的心理学研究, 22(1), 62-82.
山本登志哉・姜英敏・呉宣児 (2022). 友人間葛藤の文化的特徴に関する日中中学生の比較研究. 国際教育評論, 18, 1-14.
山本登志哉・石塚章夫 (2019). 供述評価をめぐる心理学者と裁判官のディスコミュニケーション: 何が、何故ずれるのか. 判例時報, 2396, 125-134.
横山草介 (2023). 質的研究におけるデータの代表性と解釈の妥当性. 東京都市大学 人間科学部紀要, 14, 59-71.
横山草介 (2019). ブルーナーの方法 溪水社
横山草介 (2018). 「意味の行為」とは何であったか?:J. S. ブルーナーと精神の混乱と修復のダイナミズム. 質的心理学研究, 17, 205-225.
横山草介 (2015). ナラティヴの文化心理学:Brunerの方法. 質的心理学研究, 14, 90-109.
横山草介・関山隆一 (2022). ヴィジュアル・ナラティヴによる保育者の実践観の研究. 保育学研究, 60(1), 21-32.
横山草介・関山隆一 (2020). 保育者の実践観の変容に関するヴィジュアル・ナラティヴアプローチ. 保育学研究, 58(2-3), 155-166.