共生に向けての教育方法の開発

本研究プロジェクトでは、日本・中国・韓国の大学の通常の授業を結び、文化的背景の異なる受講者たちが授業内で集団的対話における関係調整を行うことを通して、共在的実践を生み出すことのできる、新たな対話的異文化交流授業を開発することを目指します。

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異文化理解に直接的な対話が欠かせない理由

私たちの研究では,異なる文化的な背景を持つ者同士の「対話」というプロセスを大事にしています。では,なぜ「対話」がそこで大事になるのでしょうか。考え方によっては主観的なものの見方の偏りから離れられない個人同士が議論するよりも,もっと「実証的」...
日中交流チーム②

北京師範大学教育学部で簡易版交流授業を実施

日中交流チーム②では,幼稚園の砂場遊び場面の動画を日本の東京都市大学横山草介先生と中国上海の華東師範大学周念麗先生が担当する授業の受講生に見てもらい,そこに見られる幼児教育で重視されるポイントについての文化差や,それが意味するものについて意...
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zoomを使った一コマの日韓異文化交流授業

駒澤大学で担当している「異文化コミュニケーション論」の授業で,韓国人の韓国語教育研究者でYouTuberとしても日韓の文化に関する相互理解を試みているシム・ヒョンボさんにzoomを使って韓国から登場していただき,一コマ90分を使って交流授業...
日中交流チーム②

日本質的心理学会 第21回大会 成城大学にてポスター発表を行いました(日中チーム②)

日中チーム②は、2024年10月19日〜20日に成城大学にて行われた日本質的心理学会 第21回大会にてポスター発表を行いました。今回は、2024年の春学期に実施した日本ー中国の異文化理解授業の成果を発表しました。日中チーム②は、日本と中国の...
学会発表

日本教育心理学会第66回総会でポスター発表を行いました(日中チーム①)

日中チーム①では、静岡県浜松アクトシティで行われた日本教育心理学会第66回総会でポスター発表を行いました。今回の発表は、2023年10月から11月に日本と中国の大学間で行った、異文化交流授業についてのものでした。交流授業では、「交通ルールの...
全体会議

韓国での全体会議を開きました(2023年8月20日・21日)

昨年の東京での会議に続く2回目の対面での全体会議として、韓国での全体会議が、8月20日と21日の2日間、ソウルにある東国大学の図書館のセミナールームで行われました。今回の会議では、各チームでの2巡目の交流授業・調査についての結果報告と、今後...
CRN連載

CRN記事:【科研報告:日中韓交流授業で探る相互理解】第4回 日韓大学生の交流授業で使用するエピソードの紹介

チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)のホームページでの連載の第4回は、本プロジェクトの日韓チームの交流授業で用いられたエピソードの紹介です。2つのエピソードともに、先生がたが生活の中で実際に日韓の文化の違いを感じたことに基づいて作成された...
CRN連載

CRN記事:【科研報告:日中韓交流授業で探る相互理解】第3回 異文化理解のためのバフチン対話理論:対話的ワクチンを接種する授業

チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)のホームページでの連載の第3回は、バフチンの「対話理論」からみた、異文化理解の望ましい姿のお話です。以下のリンクからぜひご覧ください。【科研報告:日中韓交流授業で探る相互理解】第3回 異文化理解のための...
全体会議

【異文化】としての【定型】と【自閉】をつなぎなおす支援の模索

今年の発達心理学会で、この科研チームで行った「痛みを分かち合う異文化コミュニケーション」と題するシンポジュウムの中で、山本は「【異文化】としての【定型】と【自閉】をつなぎなおす支援の模索」というテーマで話題提供しました。「異文化コミュニケー...
学会発表

シンポジウム「痛みを分かち合う異文化コミュニケーション」+ポスター発表(発達心理学会)

日本発達心理学会第35回大会(@大阪国際交流センター)において、本プロジェクトの中間報告として、自主シンポジウム「痛みを分かち合う異文化コミュニケーション:相手の言動を「受け入れられない」という葛藤からはじまる異文化接触」が開かれました。(...